OpenOffice Calcで住宅ローンの返済シミュレーションを作ってみた

OpenOffice Calcで住宅ローンの返済シミュレーションを作ってみた

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人生で最も大きな買い物は住宅でしょう。
その時に、多くの人が住宅ローンを借ります。

借入金額や返済年数など色々なパターンがありとても迷います。
ローンの返済シミュレーションをOpenOffice Calcで作って無理のない返済額を考えてみましょう。
これは住宅だけでなく色々なローンの返済シミュレーションができます。

まず、住宅ローンの基本を理解しましょう。

住宅ローンは毎月の返済額を一定額にする元利均等返済と、毎月の返済額のうち元金が一定の元金均等返済があります。
元利均等返済は毎月の返済額が一定なので返済計画が立てやすくなります。
元金均等返済は毎月の返済額が少しずつ減っていきますが、当初の返済額がとても多くなります。
そのため、住宅ローンを借りる人の多くが元利均等返済を選びます。

ここでは、元利均等返済の住宅ローン返済シミュレーションを作成します。

例として、借入金額1,000万円  返済期間30年  金利2%で作成してみます。
毎月の返済額を計算します。

OpenOffice Calcで住宅ローンの返済シミュレーションを作ってみた

A.表を作ります。

1.セルA1に「住宅ローン返済額」と入力します。

セルA1に「住宅ローン返済額」と入力します

2.セルA3に「借入額」B3に「期間(年)」C3に「年利(%)」D3に「毎月の返済額」と入力します。

セルA3に「借入額」B3に「期間(年)」C3に「年利(%)」D3に「毎月の返済額」と入力します

3.セルA3からD3までの幅を「15」にします。セルを選択します。

セルA3からD3までの幅を「15」にします。セルを選択します

4.【書式】タブの【列】から【幅】を選択します。

【書式】タブの【列】から【幅】を選択します

5.幅を「2.5cm」にします。

幅を「2.5cm」にします

6.列幅が2.5cmになります。

列幅が2.5cmになります

7.セルA3からD4まで枠線を引きます。セルを選択します。

セルA3からD4まで枠線を引きます。セルを選択します

8.【外枠】をクリックします。

【外枠】をクリックします

9.【格子】を選択します。

【格子】を選択します

10.枠線が引かれます。

枠線が引かれます

11.セルA3からD3まで色を付けます。セルを選択します。

セルA3からD3まで色を付けます。セルを選択します

12.【背景色】をクリックします。

【背景色】をクリックします

13.【色】を選んでクリックします。

【色】を選んでクリックします

14.セルに色が付きます。

セルに色が付きます

15.セルA3からD3まで中央揃えにします。セルを選択します。

セルA3からD3まで中央揃えにします。セルを選択します

16.【左右中央揃え】をクリックします。

【左右中央揃え】をクリックします

17.中央揃えになります。

中央揃えになります

18.セルA3を【桁区切りスタイル】にします。セルを選択します。

セルA3を【桁区切りスタイル】にします。セルを選択します

19.【書式】タブから【セル】をクリックします。

【書式】タブから【セル】をクリックします

20.【桁区切り】にチェックを入れてOKをクリックします。

【桁区切り】にチェックを入れてOKをクリックします

21.セルB4を選択して、【ホーム】タブの【書式】から【セル】を選択し【数】の【ユーザー定義】で「#,##”年”」と入力します。まず、セルを選択します。

セルB4を選択して、【ホーム】タブの【書式】から【セル】を選択し【数】の【ユーザー定義】で「#,##"年"」と入力します。まず、セルを選択します

22.ユーザー定義から【書式コード】に「#,##”年”」と入力します。

ユーザー定義から【書式コード】に「#,##"年"」と入力します

23.OKをクリックします。

OKをクリックします

24.同様にセルC4を選択して【ユーザー設定】で「#,##”%”」と入力します。

同様にセルC4を選択して【ユーザー設定】で「#,##"%"」と入力します

25.表示が変わります。

表示が変わります

B.計算式を入力します。

計算式は(関数) =PMT(利率,期間,現在価値,将来価値,)
利率に月利  期間に返済期間(月数)  現在価値に借入金額  将来価値は0(完済する)

1.仮の数値を入力します。(借入額10,000,000 期間30 年利2)

仮の数値を入力します。(借入額10,000,000 期間30 年利2)

2.セルD4を選択します。

セルD4を選択します

3.【挿入】タブの【関数】をクリックします。

【挿入】タブの【関数】をクリックします

4.【関数】タブの【分類項目】から【財務】を選択します。

【関数】タブの【分類項目】から【財務】を選択します

5.一覧から【PMT】を選択し、【次へ】をクリックします。

一覧から【PMT】を選択し、【次へ】をクリックします

6.利率には月利率を入力します。年利を12で割って更に100で割ります。「(C4/12)/100」

利率には月利率を入力します。年利を12で割って更に100で割ります。「(C4/12)/100」

7.期間は月数になりますので返済年数に12を掛けます。「B4*12」

期間は月数になりますので返済年数に12を掛けます。「B4*12」

8.現在価値は「借入額」になります。

現在価値は「借入額」になります

9.将来価値は完済をするなら0になります。「0」

将来価値は完済をするなら0になります。「0」

10.OKをクリックします。

OKをクリックします

11.返済額がマイナスで表示されています。

返済額がマイナスで表示されています

12.マイナス表示を解消するために関数の頭に「-」を入れます。

マイナス表示を解消するために関数の頭に「-」を入れます

13.借入金額や返済年数、金利を色々入力すればシミュレーションできます。

借入金額や返済年数、金利を色々入力すればシミュレーションできます

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