4.段落ごとに文字の配置を設定する X Facebook LINE コピー 2020.04.29 ただ文章を入力しただけでは、読みにくいことがあります。そこで文字の配置を少し変えるだけでも読みやすくわかりやすくなります。 文字の配置は段落ごとに設定できます。段落とは段落記号で区切られた一続きの文字列のことです。段落記号は改行のためENTERキーを押したときに出てくる「↲」の記号です。段落は、ENTERキー押すまでの文字列になりますので複数行になる時もあれば一行で終わる時もあります。 インデントを使う 1行目のインデント・左インデント・右インデント・ら下がりインデントインデントは、段落の初めと終わり、行頭と行末の位置を調節します。1行目のインデントは、段落の1行目だけを字下げする機能です。言葉にすると難しく感じますが、文字の入力後に段落の先頭でスペースキーを押すだけです。これで行頭の文字が1文字分ずれます。入力後、1行目のインデントか、だのスペースかはルーラーで確認できます。 段落全体の行頭を下げるときは左インデントを使います。ここで開催概要の3項目の字下げを行います。 1.3項目を選択します。 2.【ホーム】タブにある【インデントを増やす】をクリックします。 3.解除する時は【インデントを減らす】をクリックします。 4.インデントの状況は、ルーラーまたは【レイアウト】タブの【インデント】で分かります。 インデントの解除 インデントなど段落スタイルを設定した後、改行するとその設定が引き継がれます。そのため適宜設定の解除や変更が必要になります。これらの設定を一度に解除する方法です。 1.【ホーム】タブの【すべての書式をクリア】で初期設定に戻せます。 行間を揃える 行間を揃えることで読みやすい文書になります。Wordでは、文字サイズを変えると行間も自動的に調整されます。「開催概要」の日付のサイズを変えたため行間が広くなっています。そのため、行間を一定にしておきます。 1.行間を揃える段落を選択します。 2.【ホーム】タブの【行と段落の間隔】をクリックします。 3.【行間のオプション】を選択します。 4.ダイアログボックスが表示されたら、【行間】を「固定値」、【間隔】を「19」にします。※ダイアログボックスとは、OSの操作画面で、入力やメッセージの確認のためにウィンドウとは別個に開くウィンドウのことです。 5.これで行間隔が一定になります。【間隔】は何度でも変更できますので、全体のバランスを考えて調整してください。 行間オプションでタイトルを見やすく この行間のオプションを使うことで、文章全体のバランスを考えて整えることができます。例えば、タイトルとサブタイトルの間隔を少し広げてみます。 1.サブタイトルの後ろにカーソルを移動させます。 2.【レイアウト】タブの【段落】の【後】の数値を「0.5」にします 3.少し間隔を開けることで見やすくなります。 【これで作れる】「環境セミナー開催のお知らせ」文書を作ろう1.新規文書から「お知らせ文書」の作成に挑戦2.余白を調整して文書を広く使おう3.タイトルや見出しをスタイルで設定しよう4.段落ごとに文字の配置を設定する5.スケジュールを表で見やすくしよう6.画像で文書の内容をアピール PR 50GB、月額1800円(税抜)~ ビジネス仕様レンタルサーバー【シックスコア】