5.スケジュールを表で見やすくしよう

文書を作ろう

セミナーなどのタイムスケジュールは、表を使うとスッキリして見やすくなります。

表の枠などは行と列の数を指定するだけで簡単に自動作成できます。

作成した表のスタイルも変えられますので見栄えの良い表も作れます。

時間           内容

14:00~15:00  リサイクルの歴史

15:30~16:30  自治体の事例

17:00~18:00  3Rの課題と解決策

18:30~20:00  交流会

この内容で表を使って表してみます。

表を自動作成する

1.表を挿入します。行と列の数が予め分かれば数えておきます。ここでは、5行×2列です。

2.表を作りたい場所にカーソルを移動させます。

カーソルを移動

3.【挿入】タブの【表】をクリックします。

挿入タブの表をクリック

4.升目が表示されますので、必要な升目、ここでは5行2列をドラッグして指定します。

5行2列をドラッグして指定

5.表が挿入されます。

表が挿入される

6.均一な表が作成されていますが、枠は編集が可能なので、まずは各項目を入力します。表のカーソルの移動は「Tab」キーで移動させるかマウスでクリックします。

カーソルの移動は「Tab」キーで移動させる

列幅を手動で調整する

1.列幅を変える方法はいくつかありますが、簡単なのは列を区切る罫線を直接ドラッグして移動させる方法です。ここでは、1列目の幅を狭くしてみます。

2.1列と2列の間の罫線の上にマウスポインタを置くと左右に矢印がついた形になるところがあります。そこでクリックしドラッグします。「Alt」キーを押しながらドラッグすると細かく動かせます。

左右に矢印がついた形にな
クリックしドラッグ

3.1列目の幅は小さくなりましたが表全体サイズは変わりません。表全体のサイズを変えるには右端の罫線を左にドラッグします。すると2列目の幅が狭くなるのと表のサイズが変わります。

1列目の幅は小さく
右端の罫線を左にドラッグ

行の高さを数値でそろえる

1.行の高さも同様な方法で変えられます。罫線の横線にマウスポインタを合わせます。

また、数値を指定することで全体のバランスを整えることができます。

2.表の1行目の2列目にカーソルを移動させます

表の1行目の2列目にカーソル

3.【レイアウト】タブの【セルのサイズ】から【高さ】の数値を「7㎜」にします。

高さの数値を「7㎜」

4.これで1行目の高さは7㎜になりました

1行目の高さは7㎜

5.2行目から5行目の行の高さを変えます。一つ一つ変えるのは面倒なので一度に変えます。

6.2行目から5行目を選択します。

2行目から5行目を選択

7.行の高さを8㎜にします。

行の高さを8㎜

8.行の高さを変えるだけでも見やすくなります。

行の高さを変えるだけ

9.列幅は、行の高さと同様に【レイアウト】タブの【セルのサイズ】から【幅】で数値で指定できます。※この場合罫線を直接ドラッグして調整したときの違いを確認します。数値で指定するとその列の幅だけが変わりますので、表全体のサイズも変わってきます。

表のデザインを変える

作成した表のセル(枠)の色や罫線は【表ツール】タブの【デザイン】で編集できます。

【塗りつぶし】でセル(枠)の色を【罫線のスタイル】で罫線の形や色も変えられます。

表ツールタブのデザインで編集

ただ、これらの編集を一つ一つ行うのは面倒です。

そこで、【表のスタイル】から一度に編集を行うことができます。

1.表にカーソルを置き【表のスタイル】の【その他】をクリックします。

表のスタイルのその他をクリック
表のスタイルのその他をクリック

2.表のスタイルの一覧が表示されますので、この中から選ぶと表のスタイルが一度に変えられます。その際に注意するのは、リボン左端にある【表スタイルのオプション】です。

ここには、「タイトル行」「最初の列」「集計行」「最後の列」「縞模様行)」「縞模様(列)」の6つの場所に別々の書式を設定できます。スタイルの一覧で編集しない時はチェック外します。

「タイトル行」「最初の列」「集計行」「最後の列」「縞模様行)」「縞模様(列)」の6つの場所に別々の書式を設定

3.ここでは、【スタイルのオプション】はそのままに、【表スタイル】から「グリッド(表)4‐アクセント5」を選択しました。

表スタイルから「グリッド(表)4‐アクセント5」を選択

4.表のスタイルを使うと、それまで設定していた書式が解除されることがあるので再度設定します。

文字の配置を指定する

表全体の設定やスタイルを決めたら、セル(枠)の中の文字を見やすくします。

A.文字と罫線の間を少し開けたい時

1.表全体を選択します。

表全体を選択

2.【レイアウト】タブの【左インデント】で数値を指定します。

  ここでは、「0.5字」に設定します。

左インデントで数値を指定

3.セルの中の文字の配置は、【表ツール】の【レイアウト】タブの9つの配置からクリックして選びます。常にセル(枠)の中央に文字を配置したいのなら【中央揃え】を選択します。

項目と時間は中央揃えにしますが、内容は【中央揃え(左)】にします。

中央揃えを選択
中央揃え

4.表を移動させて配置場所も変えることができます。表を選択して、左上に表示される記号をクリックすると表全体を選択できます。

表全体を選択

 選択したら、【ホーム】タブの【中央揃え】や【右揃え】、【左揃え】を選択すると文字と同様に移動できます。また、記号をクリックしたままドラッグすると表は自由に移動させられます。

中央揃えや右揃え、左揃えを選択

PR

タイトルとURLをコピーしました