皆さん、こんにちは！
2025年10月14日（米国時間）をもって、Windows 10のサポートが終了しました。
「え、どういうこと？」「私のパソコン、もう使えないの？」と不安に感じている初心者の方も多いと思います。
結論からお伝えすると、使い続けるのは危険です。
今回は、Windows 10のサポート終了が何を意味するのか、そして今後あなたが取るべき「安全な3つの道」について、分かりやすく解説していきます。
1. 知っておくべきこと：サポート終了の「本当の怖さ」
(1) 最も危険！セキュリティ更新プログラムがなくなる
これが最大の問題です。今後、Windows 10に新しい「弱点（脆弱性）」が見つかっても、それを直すためのパッチ（修正プログラム）が提供されません。
パソコンは無防備な状態になり、サイバー攻撃やウイルス感染のリスクが大幅に高まります。
銀行のパスワードや個人情報が盗まれる危険性も増します。
(2) 標準のウイルス対策ソフトも機能停止
Windows 10に標準搭載されている「Microsoft Defender」も、新しいウイルスに対応するための更新が停止します。これにより、パソコンを守る力が弱くなります。
サポート終了後もパソコンは動きますが、インターネットに繋いで使い続けるのは鍵のない家に住むのと同じくらい危険だと思ってください。
2. あなたが取るべき「安全な3つの道」
このリスクを回避するために、初心者の方におすすめできる安全な対策は以下の3つです。
対策1：【最も推奨】新しいWindows 11搭載パソコンに買い替える
こんな人におすすめ
・今のパソコンが5年以上使っていて動作が遅い方。
・安心して長くパソコンを使いたい方。
対策2：今のパソコンをWindows 11にアップグレードする
こんな人におすすめ
・今のパソコンが比較的新しく、Windows 11の動作要件を満たしている方。
対策3：インターネットに繋がず「オフライン専用」で使う
こんな人におすすめ
・パソコンを「写真を見るだけ」「音楽を聴くだけ」など、ネット不要の限定的な用途にしたい方。
【鉄則！】 LANケーブルを抜き、Wi-Fi設定を削除して、ネットに絶対に繋がないでください。
3. どうしても使い続けるなら？最後の手段
「すぐには買い替え・アップグレードが難しい」という方は、リスクを承知の上で、以下の方法を検討してください。
1年だけセキュリティを延命する「ESUプログラム」の検討
Microsoftは、個人ユーザー向けに「拡張セキュリティ更新プログラム（ESU）」という有料サービスを提供しています。
・これは、有料で最長1年間（2026年10月まで）、重要なセキュリティ更新だけを受け取れるようにするものです。
・通常は年間費用がかかりますが、特定の条件（Microsoftアカウントでのサインインやクラウドへのバックアップなど）を満たせば、1年間は無償で利用できるオプションもあります。
・注意点： これはあくまで一時的な延命措置です。機能の追加や不具合の修正は行われません。登録方法が複雑なため、必ずMicrosoftの公式情報を確認してください。
インターネットを使う上での絶対NG行動！
ESUを利用する場合でも、以下の行動は極力避けてください。
１．銀行取引やネットショッピング：絶対に新しいOSのデバイスで行ってください。
２．重要な個人情報の入力：IDやパスワード、クレジットカード情報を入力しないでください。
３．信頼できないサイトの閲覧：特に怪しい広告などは絶対にクリックしないこと。
まとめ
Windows 10のサポート終了は、あなたの安全に関わる大きな問題です。
どの道を選ぶにしても、大切な写真や書類などのデータは、外付けHDDやクラウドに必ずバックアップを取るようにしてください。
ご自身の安心と安全のために、なるべく早く移行の準備を進めましょう！
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