Excel 2019 20．60歳でも簡単！でマクロを使って作業を自動化しよう

Excelを使うたびに、毎回同じ操作を繰り返していませんか？【マクロ】という機能を使えば、日々の面倒な作業を自動化して、大幅に効率を上げることができます。この記事では、65歳のシニア初心者の方でも簡単に始められるExcel 2019のマクロの基本操作について、ステップごとに解説します。

マクロとは？シニアでも簡単に使えるExcel 2019の自動化ツール

マクロは、Excel内で行う繰り返し作業を自動で実行してくれる便利なツールです。例えば、毎日同じようなデータ入力やフォーマットの設定などを手作業で行っていると、時間も手間もかかります。マクロを使えば、こうした作業をボタン一つで自動化できるので、作業が非常に楽になります。

・作業時間を節約：何度も同じ操作を繰り返す必要がなくなります。
・簡単に操作可能：一度マクロを設定すれば、複雑な操作は不要です。
・ミスを減らす：手作業によるミスも減らせるため、安心して使えます。

それでは、実際にExcel 2019でマクロを作成してみましょう。シニアの方でも安心して始められるよう、簡単なステップで説明します。

サンプル：商品の売上管理表

この表では、日ごとの商品名、売上数、単価、合計金額を管理しています。マクロを使って、合計金額を自動的に計算して、合計金額の高い順に並べ替えます。

１．【開発】タブを表示する

Excelを開いたら、【ファイル】→【オプション】→【リボンのユーザー設定】から【開発】にチェックを入れましょう。これで【開発】タブが表示されます。

２．マクロの記録を開始する

【開発】タブをクリックし、【マクロの記録】を選びます。

３．マクロの記録に名前を付けます。ここでは、「合計金額」と付けます。

４．作業を記録する

記録中に、通常の作業を行います。たとえば、セルにデータを入力したり、書式を設定したりします。この操作がマクロとして記録されます。

５．記録を終了する

すべての操作が終わったら、【記録終了】をクリックしてマクロを保存します。

マクロを作成したら、次は実際に使ってみましょう。自分が行った操作をボタン一つで再現できるので、作業効率がぐんと上がります。

１．マクロを実行する

【開発】タブで【マクロ】を選択します。

２．実行したいマクロを選んで【実行】をクリックします。これで、記録された操作が自動で再現されます。

３．マクロの削除

作成したマクロを削除したい場合は、【マクロ】→削除したいマクロを選択→【削除】で簡単に削除可能です。

４．安全なマクロ利用の注意点

他の人が作成したマクロを使う際は注意が必要です。不正なマクロにはウイルスが含まれていることもあるので、信頼できるソースのみから取得するようにしましょう。

Excel 2019のマクロは、シニアの方でも簡単に習得できる便利な機能です。繰り返し作業を自動化することで、作業の時間を節約し、手作業のミスも減らせます。今回紹介した基本操作を参考に、まずは簡単なマクロを試してみてください。Excel作業が驚くほどスムーズに進むことでしょう！